プロローグ
物心ついたときから、考えることが好きでした。考えた分だけ、言葉は子供部屋のおもちゃのように散らかりました。
頭の中の風景や音楽がそのまま共有できたらよいのに。すてきだな、と思うその感覚そのものが伝えられたらよいのに。
そう思っていました。
それでも、書くことで言葉はおもちゃ箱へと収まるのでした。あるときは見知らぬおもちゃとの出会いすら運んでくれました。書くことはわたしに安らぎと興奮を与えてくれました。
しばらく、書くことをやめていました。読むこともやめていました。たぶん考えることも少なくなっていました。
ここにきて、また考えることが多くなり、収集がつかなくなっていることに気づきました。
ブログ、はじめました。
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