誤解を招く幸せなおはなし
昨晩、娘と入浴していた時のはなしです。
「赤ちゃんのとき、『うーん。うーん。』って言ってたよね(^^)」
唐突に、何を言い始めたのかと思ったら、娘はニコニコしながら続けました。
「ママ、『うーん。うーん。』て言ってたでしょ(^^)」
ん?ママが?
「う●ち、でなくて『うーん。うーん。』て(^^)」
え?なんの話ですか(笑)???
お食事中の方、ほんと唐突にごめんなさい。
確かにわたしの腸は健全とはいえないけれど、とくに娘に便秘を指摘されるようなシチュエーションはないはず…。しかも「赤ちゃんのとき」とは?
娘はふだんから、空想のお友達の話や、意識的な創作話をします。私は少々心配だと思いながらも、楽しくその話をきいています。
でも、娘は0~2歳のときのことの多くを忘れてしまっており、「赤ちゃんのとき」の話をすることはとてもめずらしいこと。今回、直感的にビビッときたので、もしかしたら「赤ちゃんのとき」というのは「おなかの中にいるとき」の話なのではないか?と娘にたずねてみました。すると…
「うん、そうだよ(^^)」
やっぱり!!
もしやこれは胎内記憶!!!???
ネットで検索してみたら、3歳前後に話してくれることが多い、胎内にいたときの環境に近いリラックスした状態の場合が多い、というエピソードが数多くヒットし、その中に「お風呂にはいったとき」「蒸気につつまれたとき」のような事例も。
そういうものの存在を100%信じているわけでもないけれど、ふだんから空想話も楽しんでうけとめていることだし、話をきけるのはたった1度のチャンスという噂もあるくらいなので、慎重にことをすすめてみることにしました。娘を誘導するような質問をなげかけないように。娘が自然に話してくれるように。
おなかのなかにいる様子をたずねたつもりだったのですが、娘が教えてくれたのは次の2つだけ。
「あつくて、出たい出たいって言ってたの。じょうずにでれたでしょ?(^^)」
確かに娘は高齢初産にはまれにみる安産でした。「上手に出てきたよ。」と頭をなでました。ついでのことだし、どうせなら!と「なぜ、ママのところにきてくれたの?」なんてスピリチュアルな質問もしてみました。すると…
「ママを大好きだから、ママを選んだんだよ(^^)」
これはちょっと創作のにおいがする(笑)。
いずれにせよ、娘はとてもうれしそうにニコニコ話していたんです。
とても幸せそうでした。満足そうでした。
そしてそれ以降、娘がその話をすることはありませんでした。
突然のことだったし、ちょっとゆるふわな内容ではあったけれど、わたしもほんわかした温かい気分になれたので、娘との貴重で不思議な体験ができてよかったなぁとストレートにうけとめています。
しかし娘よ。もしかして、あなたのママは「う●ち」がでなかったんじゃなくて、まさにあなたを産まんとしていたのではないかい??ママ、「う●ち」の話だと、微妙にお友達に話しづらいです(笑)。それこそ作り話っぽいじゃない!(なのでここでこっそり公開しておきます)
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